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| ikke倶楽部情報紙No.3より |
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大長谷川で天然のイワナや
ヤマメをつかまえる |
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とやま森林サポートセンターの職員から
説明を受ける塾生 |
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2007年とやま帰農塾開講
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県内5ヶ所で開催される「とやま帰農塾」は、6月に富山市八尾町大長谷、7月に魚津市松倉で、前期を終えた。氷見市八代で2年間取り組んだ事業を、本格的に普及させるため、一気に県内5ヶ所へと広げたこの取り組みには、結構厳しいものがある。
しかし、団塊世代は、確実に地方や農業に目が向いていて関心は高いようだ。でも、もっと知らせる仕組みが必要。3大都市圏の団塊世代を中心に考えるとすれば、東海北陸自動車道が19年度中に開通し、高山線が復旧すれば、中部圏は富山県からは身近になる。愛知県の塾生の口コミからの広がりも期待できる。
今回は、すでに前期を終えた、大長谷塾舎と松倉塾舎の報告をします!
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| ■ 大長谷塾舎[6月26日〜28日] |
八尾の奥にあり、隣が利賀村になる大長谷は、八尾の町からは小一時間のところにあり、自然が豊か。その昔、ここには約3000人が住み、暮らしが営まれていた。今では住民は80人ほど。
大長谷塾舎は、山荘を営む村上光進さんが中心となって開催された。1日目は炭焼き窯の火入れ式を体験。講師は地元で暮らす80代の津田利雄さん。炭の癖や焼き方の種類など、長年の間に培われた話は聞いていても飽きない。名古屋から参加した女性は、参加した理由を「ここに来て話を聞くだけでもいい。この自然の中に自分をおいているだけで満足」と。
圧巻は2日目。大長谷川をせき止めて、この地に移り住んだ杉林外文さんによるイワナの手づかみは芸術的。格闘技みたいな一挙手一投足に、みんなただぼう然と見るのみ。イワナがどこに隠れているか本能的に分かる感じです。また、ヤス一本で仕留める。 お陰で20数cmのイワナ3匹、やはり20数cmのヤマメ1匹は、夜の交流会の主役になった。最後には骨酒となり、骨の髄までいただきました。
最終日は炭窯の炭出し。白炭なので時間は短時間。約2昼夜での白炭は、なかなかの出来栄えで、みんなで持ち帰り。最後にブルーベリーの収穫体験?というよりも、ブルーベリー狩り。甘酸っぱいブルーベリーは、目に良いそうで大人気。ジャムにしても美味しく、オーナー制度の中でも評判が良いとのこと。
今回は山の恵みを楽しみました。そして山からいろんなことを学ぶことができました。
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| ■ 松倉塾舎[7月14日〜16日] |
魚津の標高200m余りにある「しらくら山の学校」を拠点に、林業体験を主とした講座でした。今回の帰農塾は、5つの塾舎がそれぞれの地域の特徴を生かした取り組みになっています。
初日に、新川森林組合の加工場に行き、最新鋭の丸鋸で丸太をカットしたりして、林業の現場を体験。2日目は、座学の後に裏山に入り、木々の密度や植生など森の生態を、サポートセンターの職員から説明を。午後から草刈り作業の指導を受け、耕作放棄地で背丈ほどの草刈り。塾生の中嶋正勝さんは、時間を忘れてひたすら草刈りに没頭です。
交流会の料理の食材は、朝早く「松倉もちより市」で調達。松田秀明さん指導のもと、塾生自ら包丁を握り、一心に調理する姿に感動。地元の人を交えた交流会では、料理と地元の歴史に話が盛り上がり、夜遅くまで笑い声が絶えませんでした。
最終日は、森に入るための安全対策の座学として、救急救命講座。人工呼吸の仕方やADEの使い方など初歩的な知識、イザというときのための講習。最後に、三角巾を使った止血の指導を受けていたときに、新潟中越沖地震が発生。講習は即座に中止となり、指導をしていた認定救急救命士は新潟に行くことになりました。
里山として人々とかかわってきた中山間地域は今、助けを求めています。ここで得た体験を少しでも実践してくれる人がいたら、きっと森は再生されると信じて、後期の講座を楽しみにしています。
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