あなたのしらない、
ふるさとがある。
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《ikke倶楽部》
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ikkeとは・・・?
【いっけ】富山の方言。「一家」を表すことば。一族や親類の意。全国各地に方言として残っている。【ぐるぐるのいっけ】廻りまわって、おたがいが親類であったという、奇縁をさすことば。ネットワークの一員という意味。 |
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新理事長就任挨拶
NPO法人グリーンツーリズムとやま
理事長 長崎 喜一
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小さな谷間に住んでいるので様々な役を担い、かつ夢創塾運営に手いっぱいなのに、今回、理事長の大役につくことになりました。会員の皆様方のご支援のもと、開校している夢創塾での体験をも参考にし、「グリーンツーリズムとやま」が、山、野、海での自然、生業体験プログラムを充実し、さらなる都市農山漁村間交流の展開に推進してまいりたい 。
前奥野理事長には、兼業農家などで富山県にはなじみの薄かったグリーンツーリズムを立ち上げ、県内外に啓蒙を図るとともに、ikke精神で幅広い会員の組織づくりに奔走して、今日の礎を創ってくださったことに感謝しています。
また、発足以来、シンポジウムや講演で県下中に啓蒙していただき、グリーンツーリズムが社会に普及し、各地区での取り組みも今が盛りで喜ばしいところである。
一方、「グリーンツーリズムとやま」は、おもに、帰農塾をはじめとする県の委託事業などで運営してきたが、事業に特定するあまり、課題も見えてきました。
今後は、組織の結束、会員の確保、情報の共有を図りたく、ikkeの隔月発刊や会員間の交流で、各地区の農山漁村が持っている生活の知恵や伝承文化の資源発掘、その活用を、積極的にやっていきたい。あわせて、農村、農家の受け入れ体制の構築に、早急に取り組む必要を感じています。
さらに、魚津市鉢地区にある「しらくら山の学校」を、自然の学び場、地域文化の伝承場、自分発見の場として、多彩なプログラムを地元住民とともに創り、「グリーンツーリズムとやま」の誇れる活動拠点としたい。数多い抱負をひとつひとつ成して、ジャンプしたいものです。 |
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地域活動として定着し始めた「とやま帰農塾」は県内5ヶ所で行われている。
写真=朝日町「大家庄塾舎」の塾生たちの秋野菜の種まき。 |
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新しい「ikke」を
NPO法人グリーンツーリズムとやま
副理事長 奥野 達夫
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わがNPOが誕生してまもなく、富山駅前の居酒屋の一室で、メンバーが集まった。
グリーンツーリズムの取り組みとしては後発組であるが、歴史的な県議会の議員提案による条例から生まれたことや、もともと自然に恵まれた環境、経済的な豊かさなどを考えると、どうしても富山らしいコンセプトが欲しい。
美味しい魚と地酒のいきおいで発案されたのが、「いっけ」というキーワードであった。
農家民宿にしても、生活がかかっているわけでもないし、他県と比較しても、自治体もそれほど力が入らない。これは、とやまの観光産業とよく似ている。つまり、物質的に豊かなために、そんなことをしなくても充分やっていける。危機感がないのである。
その一方で、確実に限界集落が増えている。昭和30年代後半からの山村の過疎化とよく似ている。村から子どもの歓声が消え、街の賑わいのニュースだけが、テレビから飛び込んでくる。一軒、また一軒と、村の灯が消え続けている。
これまでの4年間、グリーンツーリズムとは何かについて模索してきたが、委託事業の消化に追われてきたこと、また時流もあってマスコミがすぐ反応することから、これでよしとする空気が生まれた。結果、メンバーによる議論が後回しになってきた。これでは組織の維持が危うくなる。
地味でも、原点に帰って「いっけ」というテーマを掘り下げ、村の古老の言葉や心情に謙虚に耳を傾けるべきであろう。そのことに共鳴する都会人だけを、ikkeとして受け入れればいい。
田植えや稲刈り、森での自然体験はやらないよりはマシであるが、とやまだからできるシナリオが必ずあるはずである。自己満足のイベントはもういらない。新理事長のもとに知恵を集めたいものである。 |
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